「ガイズ＆ドールズ」

消化不良！！
今の気持ちは、この言葉がピッタリです。
いつもなら、宝塚からの帰り道は、気を引き締めてないとニヤケテしまいそうになるひよこ。
だけど、今日の帰りの電車は・・・眉間にシワよりそうでしたよーーー。

何がいけなかったのか？？？
真面目な気持ちで考えてみた。
コメディなのに、芝居が堅い。
出演者の演技がコメディになりきれてない中途半端な状態だから、見ているほうは寒い。
みんなー！「カナリア」のみどりちゃんの思いっきりの良さを見習ってね♪と、思った（笑）
演じる人が違えば、きっと大爆笑になったであろうと思えるシーンも、たくさんある。
本当に残念だった。
でも、きっと、楽日近くになれば、この堅さもなくなって「おもしろかった」って言えるんじゃないかなぁ。
そう思って、後1回観劇したいと思います。

いきなりの辛口だったけど、いい所もあるよー（って、どっちやねん！）
まず、一番輝いてたのはきりやんです！
写真で見たときは「プッ」って吹き出しそうになるくらいカマっぽかったけど、すごく女の子だった。
男役だからこそ、抜群の歌唱力だからこそ役が輝いてて、作品を引っ張ってました。
ミュージカルだぁ・・・って思わせてくれた唯一の人だったかも。
後は、ゆら姐さんがさすが！！の貫禄勝ちで。
意外なところで、さららんが健闘してた。
がに股中腰で、かっこ悪くておもしろかった。
3枚目に徹してる感じが、伝わったから。

大好きなケロさんは、前半なかなか登場しなかったから残念だったけど、出てきたらやっぱりベテラン組だなぁーーーと感じました。
安心できるし、笑いも取る。

今回2番手のタニちゃん。
うーーーん。やっぱりまだ早いのでは？？？と。
アンチでもなく正直な意見です。
これは、新公じゃなく、本公演なのだよ！と言ってあげなくては・・・。
セリフもたどたどしい感じがしたし、歌も・・・。
トチったセリフで笑いを取ってる様じゃ、だめだよぉ〜〜〜。
「本当に、がんばって！！努力して上手くなって」と思う。

ユウヒくん。
ルックスが良すぎるから、コメディとしてのおもしろさが伝わらないのか？
ちょっと、から回り気味でした。ファイト！！

うーーーん。
コメディって、本当に難しいんだなぁ・・・と思い知らされた1日でした。

リカちゃん、声つぶれてた感じ。かすれてたし。
危なっかしい歌声で、ちょっと辛かったです。
まだまだ先は長いのに、大丈夫かなあ・・・と心配です。